2025年6月20日80 ビュー View

【愛犬とキャンプ】自然の中でゆったり過ごす。トイプードル・プリンくんと楽しむアウトドアライフ

「車に道具を詰め込んで、ふらっと出かけられる手軽さが、キャンプのいいところなんです」

そう話すのは、2歳のトイプードル・プリンくんと一緒に、車中泊やテント泊でアウトドアを楽しむ山本さんご家族。

 

休日や空いた時間に向かう場所は、その日の気分次第。

山の中、湖のほとり、林の中…。自然の中でのびのびと過ごすひとときは、何よりのリフレッシュなのだそう。

 

プリンくんとの車中泊スタイルやお気に入りのグッズ、そしていつか叶えたい“アクティビティ”についてなど…

 

愛犬と自由気ままに楽しむ、山本さんご家族のアウトドアライフをご紹介します。

トイプードル・プリンくん、家族で楽しむアウトドアライフ

 

「キャンプはもともと、私の趣味で。プリンには、私の趣味に付き合ってもらってるという感覚のほうが近いですかね(笑)」

 

そう話す山本さんは、休日にキャンプに出かける事も多いのだとか。

 

「キャンプなら、持っていくものも決まっているし、車を運転して行けばとりあえず遊べます。でも、旅行になるとホテルや行き先、ご飯を食べる場所…いろいろ決めなきゃいけないじゃないですか。その点キャンプは、『午後から空いてる』って時でもふらっと行ける。それがいいんですよね」

 

思い立ったらすぐに出かけられる、そんな気軽さもキャンプの魅力のひとつです。

 

山本さんの愛犬・プリンくんも1歳2ヶ月の頃にキャンプデビューを果たし、今ではすっかり“キャンプ仲間”に。

 

家族で出かけるときはテント泊が基本ですが、山本さんとプリンくん、ふたりで出かけるときは車中泊がメインだそうです。

 

プリンくんは歩くことが大好きで、山本さんとプリンくんがふたりで楽しむキャンプでは、場内を散策したり、登山を楽しむことが多いのだそう。

 

「私が車の中でゆっくりしていると、プリンが誘いに来るんです。『一緒に外を歩こうよ』っていう感じで(笑)」

 

自然の中で、愛犬と共に自由に過ごす時間。

 

決まったスケジュールやルールもなく、プリンくんと山本さんだけの、のびやかな時間がそこにあります。

 

こだわりの詰まった車中泊スタイル

山本さんに、普段の車中泊の過ごし方を尋ねると、夜は車の後部スペースで眠るのが定番だといいます。

 

「後部座席に、座椅子のようなシートがついていて。そこで横になって、足は助手席と運転席の間に投げ出す形になって寝ています」

 

そのすぐ隣には、バギーベッドの中で丸くなって眠るプリンくん。

 

これが、ふたりのいつものスタイルです。

 

「必要なものは、車の中にすべて揃っているんですよ」

 

そう語る山本さんの愛車には、棚や机、椅子までもが揃っており、そのほとんどがDIYで作られたものなのだそう。

 

材料費はおよそ4万円ほど。

 

「既製品を買うより安いし、何より車のサイズにぴったり合うのが嬉しいですね」と話します。

 

山本さんが手がけたキャンプギアは、見た目の美しさだけでなく、機能も本格的。

 

なかでも、車のバックドアに取り付けた折りたたみ式のテーブルは、ちょっとした調理スペースとして重宝しているのだとか。

 

「油が飛ぶので、調理は外で済ませています。食べるときだけ、車内に持ち込むようにしていて。プリンには、市販のささみを買ってきて、ボイルしてあげています」

 

“お休みの日にお父さんとお出かけすれば、ごちそうが食べられる”

 

きっとプリンくんも、そんなふうに思っているに違いありません。

 

愛犬とのキャンプやお出かけ時に役立つおすすめグッズ

充電式ライト

 

「キャンプでも、夜間のお散歩時にも欠かせません」と山本さんが紹介してくださったのは、USB-Cで充電できる小型のLEDライト。

 

手のひらサイズの軽量設計で、愛犬の胸元(ハーネスの前面やお洋服など)に取り付けることで、地面をピンポイントに照らしてくれるのだそう。

 

「首輪型のライトだと、けっこう太くて目立ちすぎるものが多いんですよね。でもこのライトは小さくて装着も簡単。プリンも歩きやすそうにしてます。夜でも元気に動き回っていますよ」

 

ライトをつけていれば、暗がりでもプリンくんの居場所がひと目で分かるため、山本さんも安心。

 

夜間のお散歩やキャンプ場でも、愛犬の安全をしっかりサポートしてくれるアイテムです。

 

 

バギー

 

山本さんが「これが本当に便利なんですよ」とすすめてくれたのが、ドーム型の犬用バギー。

 

ベッドの天井部分が丸く覆われたドーム型になっており、ベッド部分だけを取り外して持ち運ぶことができる仕様です。

 

普段はバギーとして、街中に外出するときなどに使用し、キャンプではベッド部分だけを取り外してプリンくんのベッドとして活用しているそう。

 

ドーム形状が視界や音をやわらげてくれるうえ、天井部分のチャックを閉めれば“自分だけの空間”ができるので、より安心してリラックスできるようです。

 

移動時はバギー、キャンプ時はベッドとして、普段のお出かけや自然の中でも頼れる1台2役のアイテムです。

 

プリンくんと挑戦してみたい、アクティビティ

 

「いずれは、プリンと一緒にカヌーに挑戦してみたいですね」

 

かつては頻繁に楽しんでいたというカヌー遊びも、気づけば2年ほど遠ざかっていたのだとか。

 

「プリンが水にあまり慣れていなくて。でも、いつか一緒にカヌーに乗ってアクティビティを楽しめたらと思っています。今年こそは、水に少しずつ慣れてくれたらいいなって」

 

実は山本さん、以前はゴールデンレトリーバーと暮らしていたことも。

 

その子は水遊びが大好きで、泳ぐ姿も得意気だったそうです。

 

一方、プリンくんはというと―

 

「去年、試しに川に連れて行ってみたのですが、水深10センチくらいのところでも絶対に入りたがらなくて(笑)。お風呂も苦手で、“お風呂に入るよ”って言うと固まっちゃうんですよ」

 

そんなプリンくんの慎重さもまた、愛すべき個性のひとつ。

 

無理はさせずに、少しずつ水の楽しさを教えていきたいと考えている山本さん。

 

「僕が趣味でやっているのは“カナディアンカヌー”っていう、少し幅の広いタイプなんです。だから、プリンがその中を歩けるくらいのスペースもあって。水辺に近づけるようになったら、きっと一緒に楽しめると思うんですよね」

 

自然の中で風を感じながら、気ままに過ごすひととき。

 

無理せず、焦らず、プリンくんのペースで―

 

そんな自由なスタイルで楽しむふたりのアウトドアには、決まりごとも正解もありません。

 

ふと目が合ったり、何気ないしぐさに笑ったり。

 

そんなささやかな瞬間の積み重ねこそが、愛犬と過ごすアウトドアの醍醐味なのかもしれません。

 

ただそばにいて、同じ景色を見て、同じ時間をゆっくり味わう。

 

自然の中で心が通い合う、かけがえのないひととき―。

 

これからも、プリンくんと一緒に、「トイプードルライフ」を、思いきり楽しんでくださいね!

今回お話を聞かせてくださった山本さんご家族・愛犬のプリンくん

 

text:Chiharu Ota

 

 

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